高齢者でも病院での自己負担が3割に? 今検討されている社会保障負担の見直しについて解説!

更新日  2023/12/12

政府から今月5日、社会保障改革の工程素案が公表されました。

後期高齢者の医療費は原則1割負担だが、3割負担となる対象を拡大することで社会保障費を抑制する案が出ています。

令和4年10月にも後期高齢者の医療費負担には改正があったばかり。

一定の所得があれば2割、現役並み所得があれば3割負担に変更されていますが、約1年でさらなる負担増の話が出ています。

医療だけでなく、介護の自己負担も抑制される方向での改革が検討されており、長寿国日本においては大きな転換点を迎えています。

この記事では、5日に公表された改革案について紹介するとともに、どんな変化が起きるかを解説します。

 

1.なぜ社会保障の改革が必要なのか?

2.改革の項目一覧

3.社会保障の改革で起こること

4.備えたいことまとめ

 

1.なぜ社会保障の改革が必要なのか?

背景には少子化対策があります。

急速に進む少子化・人口減少トレンドを食い止めるために、子育て世代の負担を減らす必要があります。

金銭的な理由で結婚や子供を持つことをためらう人が多いため、全世代で子育て支援をしていこうという狙いがあります。

特に高齢者には「低所得だがたくさんの資産を持つ層」が多くいます。下の表をご覧ください。

 

現役世代よりも60代、70代が多い

現役世代よりも60代、70代が多い

この表を見ると70代の資産が30代の2倍~3倍あることが分かります。

今の社会保障制度は「低所得には手厚い保障、高所得には薄い保障」という構図です。

そして負担するのは「低所得者は少ない負担、高所得者は多くの負担」という全くの逆です。高所得者は多く払っているのに恩恵が全然ありません。

すると、資産の無い現役世代が多くの負担を強いられ余裕が無く、資産がある高齢者層は手厚い保障が受けられ余裕があるという矛盾が起きます。

また、昔と負担率が変化していることも要因の一つです。図をご覧ください。

税金は横ばいだが、社会保険料が上がり続けている。

税金は横ばいだが、社会保険料が上がり続けている。

今の70代の方が30代だった40年前、税金や社会保険料の負担率は30%程度でした。給与の3割が引かれ7割が自由に使えていました。

ところが2023年の国民負担率は48.1%と、給与の5割が引かれ5割しか手元に残りません。

この40年でサラリーマンの平均年収はほぼ変わっていないので、手取り額が20%減っていることになります。

年収500万の方は、40年前と比べ100万も収入が減っているので、結婚や子育てに消極的になるのも無理はありません。

今回の社会保障の見直し、また首相が言う「異次元の少子化対策」とはこういった矛盾に鋭く切り込むことが挙げられます。

 

2.改革の項目一覧

改革の代表的な項目

改革の代表的な項目

改革の素案のなかでも影響が大きいのは以下の4つです。

①後期高齢者の利用者負担の見直し

 現在の医療制度では、後期高齢者(75歳以上)は1割負担で医療を受けることができます

 一定の所得があれば2割、現役並みであれば3割負担となっています。75歳以上の人口の7割は1割負担です。

 今回の見直しでより多くの方が3割負担の対象となるよう見直しが検討されています。

 

②介護の利用者2割負担の範囲見直し

 こちらも①と似ています。

 公的介護保険制度では、介護サービスを受ける際は1割の自己負担となっています。

 しかし一定の所得がある方は2割負担となります。今回の見直しで2割負担の対象者を拡大することを検討しています。

 

③金融所得・資産を反映した負担

 社会保険料の自己負担を、毎年の所得ではなく金融資産、つまり貯金額を反映させるという案です。

 最初にも解説した通り、現役世代よりも高齢者層の方が多くの資産があり余裕があります。

 その層の負担を増やすことで現役世代と高齢世代の社会保障の不公平を無くすことが検討されています。

 

④高額療養費制度の自己負担額の見直し

 日本の医療費制度が世界でもトップクラスの手厚い理由の一つがこの「高額療養費制度」です。

 どんなに高額な治療を受けたとしても、所得に応じた上限額が設けられており、一般的な年収の方は自己負担が10万円程度で済みます

 がんなどの大病を患ってもなんとかなるのは、この制度のおかげです。

 しかし、そのセーフティネットとも言える高額療養費制度にもいよいよメスが入ろうとしています。

 1000万円の治療をしても自己負担10万で済む夢のような制度ですが、社会保障制度の維持には非常に重荷になっています。

 ①~③までと同様、所得や資産に応じて自己負担が増える方向での見直しが検討されています

 

3.社会保障の改革で起こること

他にも見直しの案はありますが、全て「現役世代の負担を軽くし、余裕のある人たちの負担を増やす」不公平を無くすような見直しとなっております。

これらの改革が実行されれば現役世代の手取り額が増え、結婚や子育てをする余裕ができ少子高齢化、人口減少に歯止めがかかります。

一方で高齢者を中心に自己負担は増えます。

今まで手厚い社会保障を頼っていた層は、自身の資産を頼りにしなければいけません。

 

2024年から始まる新NISAで資産運用が盛り上がっていますが、資産をたくさん作ることでかえって自己負担が増えることになります。

 

今後増える社会保障自己負担を視野に入れた運用計画も必要になってくるかもしれません。

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4.備えたいことまとめ

医療制度があるからと、民間の保険に入らなかった方も、自身の貯金だけが頼りになっていきます。

今の社会保障が充実しているからと保険加入を後回しにしていると、いざ必要になったとき健康状態や保険料的に加入できなくなるかもしれません。

「保険」は病気やケガに備えるものですが、長生きしてしまうリスクにも備える必要があります。

 

みんなの保険屋さんは保険だけでなく、社会保障や税金にも精通した「ファイナンシャルプランナー」が常駐している保険代理店です。

お客様それぞれに最適の保険商品を選び、オーダーメイドで設計するので無駄がありません!

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吉田 康貴/みんなの保険屋さん ファイナンシャルプランナー 資産運用、住宅ローン、ライフプランニングの相談を中心に年間100組以上の相談を担当する。

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為替「円弱」時代の今後はどう動く?

更新日  2023/11/21

最近の為替円相場が1ドル=150円を超えてきています。

過去の値動きを見ても歴史的な円安局面と言える水準であり、米国の利上げに伴う日米の金利差拡大が要因とされていますが、

「海外で稼いだお金が戻ってこない」問題も影響していると言われています。

一時的な円安ではなく、恒常的にお金が海外に流出する「円弱」時代が近づいているかもしれません。

今後の動きを考える前に、基本事項を確認しましょう。

円相場を動かす基本要因は2つあります。

①円とドルの金利差

②貿易や海外投資に伴うお金のやりとり

①円とドルの金利差

米国はインフレを抑制するため、2022年にゼロ%台だった政策金利を5%まで引き上げました。

かたやマイナス金利政策を掲げる日本との金利差は大きく開き、高金利のドルへとお金がシフトし、2022年10月、32年ぶりに1ドル=150円台をつけて以降、節目を超えて円安となるのが珍しくなくなりました。

②貿易や海外投資に伴うお金のやりとり

かつて輸出大国だった日本は多額の貿易黒字や投資に伴う利益を海外で得ており、そうして稼いだ外貨を円に戻す動きは円安を相殺する役割を担っていました。

円相場をめぐる環境は変わりつつあり、原油などの資源価格の高騰により輸入が増え、ここ数年は貿易赤字が当たり前になりました。

それでも企業が海外投資で得た利益はなお膨大であるため、海外との総合的なお金のやりとりを示す経常収支は黒字を保っています。

問題は海外投資で稼いだ利益が円に戻りづらくなったことです。

為替相場①

為替相場②

為替相場③

金利差だけでなく貿易や投資に伴うお金のやりとりも円売り要因になる時代です。金利は景気循環に伴って上下するため、やがて円安圧力としては和らぐ可能性が高いと見込まれます。

しかし貿易や投資に伴うお金は、日本よりも成長期待の大きい海外にとどまっており、円が弱い時代は今後も続く可能性があります。

こうした基本的な要因を踏まえた上で、3つのポイントをご説明致します。

Q1. そもそも円安は問題なのか?

円安は日本が輸出する製品の価格競争力を高めるため、有益とする考えが主流でした。現実に2023年春以降、日経平均株価はバブル後の高値を超えるなど円安と株高が連動している面もあります。

しかし、最近の円安局面は輸入物価が大幅に高騰しているのに輸出は増えず、負の側面が目立つ「悪い円安」と指摘する声も多いです。

Q2. 今後の相場はどう動く?

円相場は短期的に金利差の影響を受けやすいです。米国は2024年にかけて利下げに転じると予想されており、現在の円安局面はいったん収まると見られています。

ただし、中長期的な相場動向に影響する貿易や投資に伴う円買いは、今後も限定的なものになりそうです。

2011年に記録した1ドル75円台の最高値の円高は見込みづらい状況と言えます。

Q3. 政府や日銀はどうする?

政府や日銀が警戒するのは、経済政策や企業戦略、消費行動の前提が大きく崩れてしまう急激な円相場の変動です。

政府は急激な変動を止める目的で値動きと反対の売買注文を出す「為替介入」を実施する事があります。

現在のような円安局面では、経済実態と乖離して円売りが加速していると判断すれば、円買い加入に動く可能性があります。

みんなの保険屋さんでは、生命保険・損害保険のご相談以外に、資産形成・資産運用のアドバイスや類似商品の比較、住宅ローンや税制相談、家計全体の収支見直しなどお金に関わるご相談を幅広く承っております。

経験豊富なファイナンシャルプランナーが1つ1つ丁寧に回答いたします。

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児童手当 第3子加算の期間延長へ

更新日  2023/11/17

2024年12月からの児童手当が拡大されます。

特に子供3人目については 月3万円が支給される方針となっています。

3人以上の子どもを育てている人、3人目を考えている人には嬉しい話です。

ただ!!3人目の子どもに対してずっと3万円が受け取れるのは

レアケースと言うことも知っていますか??

     児童手当の今

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※例えば:0歳と5歳の子どもを育てている家庭の月の支給額は

月2万5000円となります。

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※所得制限が設けており、該当する方は月1万円となる方もいます

      児童手当の今後

●中学卒業まで→高校卒業まで

所得制限あり→所得制限なし

●多子世帯への考慮なし→3人目以降は月3万円

中学校卒業までの支給期間が高校卒業までとなり3年間延長され、所得制限がなくなります。

     「3人目」の数え方に要注意!!

ただし!!注意する点として3人目と聞くと、3番目に生まれた子供を思い浮かべる人がほとんどです。

しかし、児童手当の3人目とは児童手当の支給期間内にある3人目をさしています。

例えば・1人目が高校3年生

2人目が中学2年生

3人目が小学6年生

この場合、3人目の6年生は月3万円支給されますが、1人目が高校を卒業したら2人目に該当する為

支給額が月1万円に下がってしまいます。

児童手当も上手に貯蓄すれば教育資金の一部になることは確かです!!

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3人目の恩恵も上手に活用していきましょう!!

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生命保険・損害保険はもちろん、資産形成・運用のアドバイスや、住宅ローン、家計全体の

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金利上昇!今後の住宅ローン「変動金利」と「固定金利」、どっちを選ぶべき?FPが詳しく解説

更新日  2023/10/17

物価高圧力が強まるなか、日銀が今はマイナスとなっている短期の政策金利を引き上げる可能性が高まってきています。

特に注目されるのが「住宅ローン」への影響です。多くの人が変動金利型を使っており、その金利も上がるかもしれないためです。

利上げの開始時期やペース、住宅ローンへの影響をどう見るかを考察していきます。

1.変動金利と固定金利どちらが良いか

2.今後の金利はどうなる?

3.まとめ

1.変動金利と固定金利どちらが良いか

結論からお伝えすると、現在新たに住宅ローンを借りる人の9割が変動金利を利用していますが、適切な選択と言えるでしょう。

変動金利が上昇するのはかなり先であり、上昇幅も限定的と考えられています。

今後も変動型で借り続けるのが得策であり、固定金利型への借換えは賢明ではありません。

変動金利をおすすめするのには、大きく2つ理由があります。

①.最初の10年で利息の半分を支払うことになる

②.変動は基準となる金利指標が上がってきていない

①最初の10年でほぼ半分の利息を支払う

住宅ローンは返済の初期、特に最初の10年の利息負担が大きいことが挙げられます。

 住宅ローンは通常「元利均等返済」という方法で返済します。

これは返済の初期ほど利息返済の割合を高めることで毎月の返済額を一定にし、住宅ローン利用者が返済しやすくするためです。

裏を返すと、残高が多く残っている返済の初期ほどより多くの利息を支払うことになり、返済期間が35年の場合、利息総額の半分近い金額を最初の約10年で支払うことになります。

 そのため、返済総額を抑えるためには、返済初期ほど低い金利を利用することが肝心です。

 より金利水準の低い変動金利であれば元本返済が早く進むので、万が一将来的に金利が上がるようなことがあっても、返済額の増加を抑えることができます。 

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②変動金利は基準となる金利指標が上がってきていない

 次に、変動金利と固定金利では基準となる金利指標が異なっており、変動金利のベースとなる指標が上がっていない点が挙げられます。

 変動金利は「短プラ(短期プライムレート)」と呼ばれる金利指標の影響を受けていますが、短プラは2009年頃から全く変化がない状態です。

また、日銀の金融緩和は 

・短期金利を-0.1%のマイナス金利にする(住宅ローンでは変動金利に影響)

・長期金利を一定の変動幅の中でコントロールする(固定金利に影響)

 という二本柱になっており、長期金利については12月に政策修正されたものの、依然として短期金利についてはマイナス金利政策が維持されています。

銀行間競争も踏まえると、変動金利は今後も安定した低金利が続くと予想されます。

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2.今後の金利はどうなる?

ここで重要なのは、住宅ローンは基準金利から優遇幅を引いた金利(適用金利)で貸すのが通常であり、優遇幅は当初借入時の値が完済まで維持される点であることです。

一般的に新規に借りる人の優遇幅は日銀のマイナス金利解除の時に縮小する可能性があるものの、基準金利自体はマイナス金利解除よりも先のゼロ金利政策終了の時になってようやく上昇すると考えられます。

新規に借りる人の適用金利は優遇幅の縮小があるマイナス金利解除の時に上昇する可能性がありますが、時期としては2030年前後と予想されます。

一方、既に借りている人の適用金利上昇は基準金利自体が上昇するゼロ金利解除の時になるのが一般的とみられ、さらに遠い将来です。

マイナス金利解除に時間を要する理由として「物価情勢」があります。直近の物価高は持続性に欠け、日銀が目指す賃上げを伴う2%物価目標の持続的な実現は2030年ころになると考えられます。

そのころになると、バブル世代の退職を受けた労働市場の需給ひっ迫が本格化して賃上げが定着するでしょう。そこでマイナス金利解除がようやく決まり、その後のゼロ金利解除にもつながるかもしれません。

ただし、日銀による利上げはよくて1.0%くらいまでで、それよりも低い金利にとどまる可能性もあります。人口減少が進む日本の経済力が今後強くなることは到底考えられないため大幅な利上げにはつながらないでしょう。

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今の全期間固定(35年)ローンの適用金利は1.8%程度であり、変動金利は0.4%程度のため差が約1.4%。日銀の利上げが合計0.5~1.0%程度なら変動金利は現時点の固定金利を上回らない計算になります。

仮に上回ることがあっても、逆転現象がローンの完済まで続くとは考えにくいものです。

そのため、固定金利よりも変動金利で借りた上で、固定金利よりも返済負担が軽い分を資産形成の運用や積み立てに回して利回りを求めることが適切といえるでしょう。

3.まとめ

住宅購入の際や借り換えを検討される場合は、当店でシミュレーションができます。

当店は県内初の「モゲチェック」取扱店であり、住宅ローン検討している方へのシミュレーション無料診断のご案内も行っています。

まだ物件が決まっていない方でも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

みんなの保険屋さんでは、生命保険・損害保険のご相談以外に、資産形成・資産運用のアドバイスや類似商品の比較、住宅ローンや税制相談、家計全体の収支見直しなどお金に関わるご相談を幅広く承っております。

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住宅ローンを新規・借換検討の方へ!審査に通りやすくなるためのポイント解説!

更新日  2023/09/17

住宅ローンの審査を受け、「この銀行に落ちたのはなぜ?」「何を改善すればいいの?」と疑問に思った経験のある方は多いかもしれません。

 

実際に、どのような項目がどのような基準で審査されるのか、ポイントを解説します。

 

1.住宅ローン審査と利用条件 

大前提として、住宅ローンの審査基準は金融機関ごとで異なります。

例えば「雇用形態が契約社員の場合、A銀行では審査受付できるが、B銀行では受付できない」などです。

金利や団体信用生命保険(団信)の条件が良い住宅ローンほど審査が厳しく、審査が柔軟であるほど金利が高くなることが一般的です。

 

2.審査に通りにくいのはこんな人

住宅ローン審査で金融機関が重視しているのは「安定的に返済してくれる人かどうか、最終的に融資金を回収できるかどうか」です。

以下、住宅ローンの主な審査基準の問い合わせが多いポイントを挙げてみました。

審査に落ちた経験のある方やこれから住宅ローンを組む予定の方は、ご参考に照らし合わせてみてください。

 

前提

住宅ローンを借りる上で前提条件になるのは「個人信用情報に問題がないこと」「反社会的勢力ではないこと」、借り換え審査であれば「物件への差し押さえ歴がないこと」の3つです。

このうち個人信用情報とは、クレジットやローンに関する信用情報のことです。

金融機関から何らかの形でローンを借りたり、割賦(分割)で物品を購入したりすると、それらの情報は全て個人信用情報機関へ登録されます。

 

(個人信用情報機関)

・全国銀行個人信用情報センター(以下、KSC)

・株式会社シー・アイ・シー(以下、CIC)

・日本信用情報機構(以下、JICC)

 

個人信用情報機関は上記3つがあり、KSCは銀行系、CICは割賦やクレジットカード、JICCは消費者ローン会社が中心に加盟しています。

延滞やデフォルト(貸し倒れ)の情報は3社で共有されており、住宅ローン申込時に申告をしなかったとしても、

借入中のローンの情報や過去の返済履歴は審査を受ける金融機関側で全て把握されているものと認識しておくべきでしょう。

あまり気にされていない方が多いものとして、毎月の携帯電話料金の分割払いの支払い状況も割賦として反映されるため、

ローンの返済は滞りない場合でも携帯電話料金の延滞・遅延などがある場合は注意が必要です。 

反社会的勢力ではないことはその通りの内容ですので割愛します。

また、借換審査においては物件への差し押さえ歴がないことも重要です。税金の滞納等で物件に差し押さえされた経歴は不動産登記簿に残ります。差し押さえはすでに解除されていたとしても、

「過去に差し押さえを受けたことがある」という事実だけで住宅ローン審査には非常にマイナス評価です。

「納めて当たり前の税金を滞納して差し押さえを受けた人が、果たして住宅ローンを安定的に返済してくれるだろうか」という疑念を晴らすことは難しいからです。

 

住宅ローン審査のポイント10選!

上記の条件をクリアした前提で、ここからは住宅ローン審査の重要ポイント10選を解説します。

審査に困った方は自分が当てはまっている項目があるか確認してみてください。

 

(1)年齢

住宅ローンは長期間のローンです。年齢が若いほど将来的な年収増加が見込めますので、銀行も貸しやすいといえます。

また、団信の加入時年齢の関係から、65歳以上など高齢の場合は審査ができない場合がほとんどです。

その場合には親子リレーなどの連帯債務という方法も選択肢の一つでしょう。

 

(2)年収

銀行により「年収200万円以上」などの下限設定があります。年収が高いほど銀行は支払い能力を高く見積もることができます。

ただし同じ年収でも雇用形態によって判断が分かれます。同じ年収300万円でも、正社員とアルバイトでは安定性が異なるためです。

 

(3)勤務先

勤務先の会社規模が大きい、上場企業である、資本金が大きい、公共性が高い(公務員など)、などに該当すると審査が通りやすい傾向があります。

一方、飲食・宿泊業や農林水産業などは、景気や気候・災害などの外部要因に左右されやすいため、安定性を低く評価される傾向があります。

 

(4)雇用形態

一般的には、正規雇用(正社員や正規の公務員)であることが重要です。勤務先に雇用が守られていると判断されるためです。

審査は 正規雇用 → 自営業・法人役員 → 契約社員 → 派遣社員 → パート・アルバイト → 無職  の順で厳しくなり、正規雇用以外の場合はそれだけで審査受付できなくなる銀行も多くあります。

正規雇用でない場合は、少しでも上位の雇用形態を目指すと良いでしょう。年収が同じでも上位の雇用形態の方が安定性を高く評価されます。

 なお、自営業・法人役員の場合は以下のような注意点があります。

 (自営業)

直近3年程度の間、収入があっても節税対策として課税所得を抑えている場合、年収基準を満たさず審査受付されないことがあります。

一般的には確定申告書の [所得金額-事業-営業等] の金額が年収とみなされます。

 (法人役員)

直近3年程度、経営先企業が赤字でない必要があります。サラリーマンと違って雇用が守られる立場ではないため、会社の業績と個人の所得が一体として評価されます。

 

(5)勤続年数

勤続年数にも銀行ごとに最低基準があります。1〜2年程度勤めていればある程度多くの金融機関に申込可能となるでしょう。

一方、転職回数が多い場合や勤続が短い場合、「今の収入が安定的に増える・維持できる」と想定することができないため、年収が高かったとしても審査が厳しくなります。

 勤続が浅くても審査受付できる住宅ローンとしてはSBI新生銀行が挙げられます。

SBI新生銀行は低金利でありながら柔軟な審査が特徴的で、転職後間もない方でも銀行担当者に転職理由をしっかり伝えれば申込み可能です。

転職後の見込み年収がわかる資料が必要になるので、雇用契約書などを準備しておくとよいでしょう。

 

(6)婚姻・扶養家族数

婚姻している、子どもがいる場合は、家庭があることで責任感が増すと判断され、単身者よりも評価が高くなります。

一方、単身者は「将来的に引っ越して物件を賃貸に出してしまうのではないか」との懸念があるため、審査受付できない銀行もあります。

もし入籍予定がある場合は、入籍後に申込みをするか、入籍予定であることを銀行担当者に明示することが大切です。

 扶養家族数が多い場合も要注意です。同じ年収500万円でも扶養家族数が1人の場合と3人の場合とでは、前者の方が住宅ローンの支払い能力が高いと見られます。

扶養家族数が多いほど生活費が増えるため、住宅ローンの返済に回せる家庭内の資金が少なくなるためです。

 

(7)住宅ローン以外の借入

そのほかの借入が多いほど審査に不利になります。具体的には、教育ローン・自動車ローン、銀行カードローン、消費者金融での借入、クレジットカードのリボ払い残高などです。

 このように借入の残高や本数が多いと、返済比率(後述します)の点で審査に影響が出てくるため、できる限り返済を進めたり完済しておくことがおすすめです。 

 

(8)物件所在地・担保評価

住宅ローン対応エリアの設定がある銀行もあります。例えば、北海道の銀行では西日本が対象外という場合や、沖縄県や離島は対象外、などです。

 物件自体も審査の対象となっており、担保評価と呼ばれます。住宅ローン利用者が返済できなくなった場合、 金融機関は抵当権(担保権)を実行して物件を売却しローンの残債を回収するため、回収できるだけの評価の出る物件かどうかを重視しています。

担保評価のポイントは以下の通りです。

・地方よりは都市部の方が評価されやすい

・銀行によっては旧耐震基準、違法建築、借地権、市街化調整区域、保留地の物件は取り扱いできない場合もあり

 

(9)融資比率

借入希望額を担保評価額で割って算出した割合であり、低い方が有利です。

これは自己資金をより多く出して住宅ローン金額を抑えた人の方が、銀行は物件売却によって融資金を回収できる可能性が高いと考えるためです。

 

(10)返済比率・年収倍率

返済比率とは、年収に対する住宅ローン以外の借入も含めた年間返済額の割合です。高くても30%〜35%以内に抑えると良いでしょう。

なお、この計算においては実際の金利ではなく審査金利という高めの金利(金融機関ごとに異なる)で計算されることが多いです。

年収倍率とは、借入希望額を年収で割ったものです。一般的には7〜8倍が限度です。年収400万円なら3,200万円〜3,600万円になります。

返済比率・年収倍率のどちらも低い方が有利となるため、数値が高い人は年収を高めたり、自己資金を多く出して借入希望額を低くすることが望ましいです。

 

例:年収500万円・借入希望額3,000万円・35年返済・審査金利3%の場合

毎月返済額:11.5万円 → 年間返済額 138万円

返済比率 :138 / 500 = 27.6%

年収倍率 :3,000 / 500 = 6倍

 

その他:借換の場合

住宅ローンの借換の場合、利用中の住宅ローンの返済実績が少ないと取り扱ってもらえない場合があります。例えば2023年1月に返済開始した人が2023年4月に借り換えようとしても、返済実績は3~4回しかありません。

返済実績は1年(12回)程度あれば、借換先金融機関の選択肢が広がるでしょう。

また債務者変更(離婚関連や、親子ローンの解消など)を伴う場合、取り扱い対象外となる銀行が大多数です。

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3.審査に通りやすいのはこんな人

以下のポイントを多く満たす人ほど、どんな銀行の審査も通過しやすいといえるでしょう。 

※すべて満たしていないといけないわけではありません

 

大企業に勤めている、または公務員である

✔正規雇用である

✔年齢が若い

✔勤続年数が長い

✔年収が高い

✔より都市部に物件を買う人

✔住宅ローン以外の借入が少ない

✔各種ローンやクレジットカードなどの支払いで延滞を起こしたことがない

  

4.どうしたら審査に通る? 

住宅ローン審査に通らなかったとき、これらを改善したら審査が通りやすくなるかもしれません。

 ・借入金額は年収の7倍以内に抑える

・婚姻予定の単身者は、入籍後に申込をするか、入籍予定であることを明示する

・勤務先での勤続が浅い人は、1年以上になったら申込む

・配偶者が働いている場合は、収入合算を検討してみる

・住宅ローン以外の借入で延滞歴がある人は、解消してから5年経過するのを待つ

・健康状態の告知上、団信に加入できない場合にはフラット35(団信任意)を利用を検討してみる

  

5.住宅ローンのネット申込と窓口申込の違い

金融業界でもデジタル化が進む中、住宅ローン審査をネット受付する銀行が増えていますが、ネット申し込みは審査システムによって機械的・形式的に判断されることが多く、窓口申し込みに比べ審査が厳しい場合もあります。

ただし、ネット銀行などネット申し込みが基本の銀行でも、対面形式での相談窓口を設けている場合があります。例えば住信SBIネット銀行です。住信SBIネット銀行には全国展開しているSBIマネープラザという対面窓口があり、担当者と相談しながら申込みを進めることができます。

対面形式であれば、お客様一人ひとりの事情を考慮して受付してくれますし、担当者が審査承認に向けて審査部署へ掛け合ってくれる場合もあります。

ネット申し込みで審査が落ちてお困りの方は、対面形式での審査申し込みも検討してみてください。

  

6.まとめ 

住宅ローン審査では年収から雇用形態、勤務先、物件評価など幅広くチェックされる

・審査を行う前に、自分が審査に通りやすい状況かどうかセルフチェックをしてみる

 ※モゲチェックのシミュレーション診断を活用し、個人信用情報照会を併せてチェックしてみる

・ネット申込で落ちても、店頭など対面手続きで審査が通りやすくなることもある

審査に自信がない人は、フラット35も検討してみるとよい

 

当社は県内初の「モゲチェック」取扱店であり、住宅ローン検討している方へのシミュレーション無料診断のご案内も行っています。

下のモゲチェックQRコードを読み取っていただくと無料登録、シミュレーション診断できます!まだ物件が決まっていない方でも可能です。ぜひお試しください!

みんなの保険屋さんでは、生命保険・損害保険のご相談以外に、資産形成・資産運用のアドバイスや類似商品の比較、住宅ローンや税制相談、家計全体の収支見直しなどお金に関わるご相談を幅広く承っております。

経験豊富なファイナンシャルプランナーが1つ1つ丁寧に回答いたします。

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イオンタウン郡山店 窓岩

銀行経験を含め10年以上金融業界に勤めているため、実体験に基づく投資信託・NISA・iDeCo等資産運用や住宅ローンアドバイスなどもお任せください!

 

                   <新規借入用>                                    

モゲ 新規

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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