初心者向け!はじめての投資は「積み立て投資」から!
更新日 2023/08/15
「最近NISAとかiDeCoとかよく聞くけど、いまいち分からないなぁ…何から始めればいいんだろう。」
「今回はこれから投資を始めようとしている投資初心者の方向けに解説していきます。」
目次
①投資恐怖症?なぜ日本人は投資に悪いイメージを持っているのか
①投資恐怖症?なぜ日本人は投資に悪いイメージを持っているのか
「投資をしていない人たちを対象に、理由を聞いたところこのような回答が得られました。」

出典:日本証券業協会『平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)』 ※ 日本全国の20歳以上の男女7,000人を対象にした訪問留置法による調査。平成30年6月15日~7月29日に実施。 ※ n数=5,220は、「証券投資が必要とは思わない」の回答者。
「僕も損するイメージがあるし、よく分からなくて難しいと感じるよ。」
「投資にはリスクが付きもので、100%儲かる商品はありません。」
「しかし初心者向けな投資方法もあり、比較低リスクで簡単にできるやり方があります」
「初心者向けの投資方法があるの?」
「まずは投資をしてみよう!と思えるように、最初の一歩を踏み出すための考え方をお伝えします。」
先ほどのアンケートの回答で多かったのは、
がほとんどを占めていました。
「①の損する可能性がある(怖い)については、常識的な利回りを知らないことが要因です。」
「利回りって?」
「例えば100万円株式に投資して、その株式が一年後に105万円になっていれば年利回り5%となります」
世の中の投資商品には「ぼったくり商品」があります。
「利回り最低20%!」「過去3年で平均利回り50%!」など高利回りを謳う商品はほとんど「ぼったくり商品」です。
1年~3年という非常に短い期間であれば上振れして20%以上の利回りを出すことがあるかもしれませんが、
その成績を10年、20年と継続することはありません。
一般的な株式投資の利回りは過去30年のデータに基づくと
・日本株式 3~5%
・米国株式 7~9%
「数%くらいなんだ。確かに毎年20%なんて増えたらみんな大金持ちになってるよね。」
リスク・リターンの大きい株式ですら長期で見れば1桁です。
リスクの小さい安定試算の債券や保険になるともう少し低い数値になります。
こういった投資における相場を知っておくだけで、ぼったくり商品を避けることができます。
そして最初は投資信託(ファンド)を使って少額から始めましょう。
株式投資をする場合、たくさんの軍資金が必要になります。
「たとえばトヨタ自動車の株を買おうとすると、最低でも20万以上必要になります。」
「初めてなのに20万はちょっと…」
そこで投資信託です。
※投資信託とは資産運用のプロが投資家たちから少しずつお金を集め、様々な投資商品に投資して運用してくれる商品です。
投資信託のメリットは
・少額から始められる(月1000円からでも可能)
・投資先をプロが選定してくれる
・たくさんの企業に分散して投資するので大暴落するリスクが低い
などが挙げられます。
「投資信託を調べてみたけど種類が多すぎるし名前も複雑で選べないよ…」
「買うべき投資信託を選ぶポイントは以下の3つです」
1.インデックスファンドである
2.購入手数料や運営手数料が安い(ネット証券なら無料のところもある)
3.再投資型である(分配型はNG)
この3つを満たすものを選ぶだけでかなり絞れます。
つみたてNISAの人気ランキングを見ると、上位はこれらの条件を満たしていることが分かります。
「ドルコスト平均法なら価格の変動を気にする必要はありません。」
ドルコスト平均法とは、「毎月同じ日に」「毎月同じ金額分」の投資商品を買う手法です。
・相場が安い時は多く買うことができる(割安な商品をたくさん仕入れられる)
・相場が高い時は少なく買うことになる(割高な商品をあまり仕入れずに済む)
最終的におおよそ平均的な相場で仕入れることができるため、リスクを軽減できます。
「ほとんどの証券会社では自動積立を最初に設定するだけで、あとはほったらかしで大丈夫です。」
「毎日の管理が面倒、家事や育児で時間が無いといった方には適しています。」
③具体的にどの商品にどうやって投資すればいい?
利回りがおおよそ普通の投資信託で、ドルコスト平均法を使って積立投資をするというのが初心者向け投資です。
「それでもまだ商品がたくさんあってどれが良いのか分からないよ。」
「インデックスファンドには連動する指数があります。日経平均株価やNYダウなどです。」
「長期的に見て右肩上がりの指数と連動している商品を選びましょう。」
最近だとS&P500という指数に連動したファンドが人気を集めています。
米国株式の指数ですが、その時代で勢いのある企業の上位500社の平均ポイントと考えてください。
S&P500と連動することは、勢いのある米国企業上位500社の株式を複数所有することになります。
AmazonやMicrosoft、appleなどの株主になれると考えると資産が増えそうな気がしますね。
とはいえ、投資に絶対はありませんので、米国だけでなく様々な国や地域に分散して投資することをおすすめします。
「まずは無理せず少額で世界中の株式に投資できるファンドでやってみるよ!」
ここまで読んだ方は、あとは始めるだけです。
リスクを極端に嫌う方がいますが、リスクを嫌い何もせずタンス貯金だけすることもリスクです。
世界中で過去に例を見ないペースでインフレが進み、今ある蓄えは数十年後には価値を大きく落とすでしょう。
インフレに負けない強い資産は投資です。正しい知識を身に付け、正しい投資ライフを送りましょう!
「投資で増やした資産を守ることも大事です。」
自動車事故や火事、大きな病気やケガなど予期せぬ出費があるとせっかく貯めた資産を失ってしまいます。
そもそも健康で長く働き続けることが前提の話ですので、生命保険や損害保険で守りも固めましょうね。
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吉田 康貴/みんなの保険屋さん ファイナンシャルプランナー 資産運用、住宅ローン、ライフプランニングの相談を中心に年間100組以上の相談を担当する。
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