更新日 2020/08/23
夏場は、熱中症とともに脳梗塞への注意が必要です。
脳の疾患は、寒い冬場に多いという印象がありますが、
脳梗塞に限って言うと実は夏場に多発し、冬よりも患者数が多いというデータがあります。
原因としては、暑さや湿気で汗をかき、体の中が水分不足になりやすいという事。
汗で体内の水分が大量に外へ出ていくと、血液がドロドロの状態になってしまい、
流れにくくなることで血管が詰まりやすくなります。
脱水が引き金にな脳梗塞は、高齢者や生活習慣病の人だけでなく、
条件が揃うと健康な人であっても発症します。
特に注意が必要な時間帯は、「睡眠中」と「朝の起床後2時間以内」です。
水分が補給できない睡眠中に汗をかき、脱水症状になったところで起床直後に血圧が上がるため
脳梗塞を引き起こしやすくなってしまいます。
予防としては、就寝前と起床後にコップ1杯の水を飲むことを習慣にしましょう。
脳梗塞の治療は時間との勝負です。
片目が見えにくくなったり、物が二重に見えたり、
ろれつが回らない、言葉が出にくい、片方の手足に力が入らない、などの
兆候を知っておき、おかしいと思ったらすぐに救急車で医療機関に向かってください。
体を動かすことで症状が悪化するリスクがありますので、
医療機関へは必ず救急車を利用してください。
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