更新日 2023/12/16
厚生労働省が15日に報告したインフルエンザの患者数は16万6690人で、
過去10年で最も早く警報レベルを超えました。
また新型コロナウイルスの感染者も3週連続で増加しています。
どちらも年末年始の忘年会や新年会で流行がさらに広がる恐れもあり警戒を呼びかけています。
多くの人は軽症で済みますが子どもが感染するとインフルエンザ脳症を発症したり
異常行動を取ったりする場合があります。
高齢者や基礎疾患のある人も重症化リスクが高いと言われています。
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
インフルエンザを予防する有効な方法としては、
①ワクチン接種
②外出後の手洗い等
③適度な湿度の保持
④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑤人混みや繁華街への外出を控える
⑥室内ではこまめに換気をする
特にインフルエンザワクチンは感染後に発症する可能性を低減させる効果と
発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、
例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。
12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
ワクチンを打った後にインフルエンザにかかることもありますが、
ワクチンを打たないでかかるより重症化を抑えることができる、
発熱期間も短くすることができるといったデータがありますので単に予防するだけでなく、
重症化を抑えるという観点からもワクチン接種が勧められています。
インフルエンザにかかってしまうその前に、1人ひとりが正しい予防法を身につけ、
心がけて過ごすことが何より大切です。
イオンタウン郡山店 生方
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