保険でお得?FPが保険活用の方法をお伝えします!

更新日  2023/08/27

物価上昇が続く中、低金利の日本で生活するには、銀行預金だけでは足りません。

しかし、積立資金も捻出しなければ無地かしい状況下では、固定費の見直しや、税金対策が重要です。

そこで今回は、「保険でお得?保険の活用方法」をお伝えします。

 

活用ポイント①「生命保険料控除」

生命保険料控除とは支払った保険料に応じて、税金が軽減される制度です。

支払った保険料の一定額がその年の契約者(保険料を支払う人)の所得から差し引かれます。

保険で万一の経済的不安を解消しながら、毎年節税も出来る、とてもお得な制度です。

旧制度は一般と個人年金の2枠でしたが、新制度から3つの枠になりました。

制度での保険種類の区分けは

1,一般保険料控除

 死亡または生存に起因して保険金等が支払われる保険商品

 例)定期保険、終身保険、収入保障保険、学資保険など

2,介護医療保険料控除

 疾病や身体の障害により給付金が支払われる保険商品

 例)医療保険、がん保険、就労不能保険、介護保険など

3,個人年金保険料控除

 個人年金保険料特約が付加された個人年金保険など

 例)個人年金保険など

無題

 

 ※生命保険料控除の適用限度額

 

活用ポイント②「契約形態による対象税金の変化」

 生命保険の保険金や給付金には、税金がかかるものとかからないものがあります。

 契約の形態によってかかる保険料が変わったり、一部非課税になったりします。

 ここも上手に活用する事で、よりお得に保険を活用することができます。

 まず税金がかかる保険については、

 死亡保険、満期保険金、個人年金保険、解約返戻金などがあります。

 さらに、契約形態によってかかる税金の種類が異なります。

 下記の図を参考にしっかりと将来を見据え、税金対策も考慮した加入内容が重要です。

 

保険料控除

 

次に税金がかからない給付金はいかの通りです。

入院給付金、手術給付金、通院給付金、がん一時金、三大疾病一時金、介護一時金、

就労不能給付金、高度障害保険金、リビングニーズ特約など

 

活用ポイント③「非課税枠の活用」

 被相続人の死亡によって取得した死亡保険金や損害保険金で、その保険料の一部、または全部を

 負担していたものは、相続税の課税対象となりますが、死亡保険金には非課税枠があります。

 計算方法は以下の通りです。

 非課税枠

 

 例)お父さまが亡くなられてお母さまが死亡保険金2,000万円を受け取った場合

   亡くなられた方:お父さま

   死亡保険金:1,500万円(お父さまが死亡保険金の被保険者かつ契約者で保険料を支払い)

   法定相続人:お母さま、長男・次男・長女の4人

   死亡保険金の非課税枠 = 500万円×4人=2,000万円 

   よって、このケースでは全額が相続税の対象外となります。

 

夏が終わり秋になると、いよいよ生命保険料控除のハガキが届く時期になります。

今加入している保険が高い!内容が古いと思う!固定費を節約したい!積み立てを始めたい!などなど

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会津若松店 阿部

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