更新日 2022/11/04
このブログではよく資産運用をしましょうということを伝えています。
最近でこそインフレや物価上昇というワードを目にしますが、今までもずっと物価は上昇し続けてきました。
物価上昇率2%で推移した場合、今の100万円は20年後には67万円の価値しかありません。
貯金こそがリスクのない方法と考えている方が日本には多いですが、貯金も投資の1つです。
0.001%という超超低金利での運用をしているのです。元本が割れる事はありませんが、インフレを考えると毎年確実に資産は減っていきます。
もちろん毎月の様々な支払いの為にある程度は口座に置いておく必要がありますが、半年から1年の支払い分が確保されていれば大丈夫です。
余剰戦力を積極的に運用へ回しましょう。
資産運用を新たに始めた方は、運用の終わらせ方について意識していますか?
投資はどうやって増やすかも大事ですが、どうやって使っていくか(減らしていくか)も同じくらい重要です。
投資を始めた方で多い2つの失敗パターンがあります。
①投資を早く終わらせて安定資産へ切り替えたいと考え、定年退職と同時に全て現金化してしまう人。
②投資を辞める事ができず、定年退職後も一切現金化せず、資産をたくさん余らせたまま寿命を迎えてしまう人。
正しい終わらせ方は①と②の中間にあります。
つまり徐々に現金化することです。
例えば変額保険であれば、解約返戻金が少しでもプラスになったとたん現金化するのは、それまでの投資時間が無駄になります。
逆に満期までずっと持っておくのも、満期時に大きく価値が下がってしまうかもしれない金融リスクを分散できません。
満期の5年~10年くらい前から徐々に現金化する方法があります。運用成果がいい時期を見計らって部分解約することで利益を得る事ができます。
また、満期のギリギリまで引っ張る場合、価値の変動が小さい投資先へ切り替える方法もあります。
株式中心の投資から、変動の小さい国債中心へ切り替える事で満期まで保有する事のリスクを小さくできます。
これらの方法を組み合わせて、ゆっくり投資のスピードを緩めて終わらせることで無駄なく投資した資産を使うことが出来ます。
変額保険を例にしましたが、投資の終わらせ方はどの投資スタイルでも同じです。
①一気に終わらせる ②いつまでも投資し続けて寿命を迎える この2つの極端な悪例は避けましょう。
いざ始めた投資、投資の終わらせ方についての疑問、質問などのご相談を受け付けております。
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イオンタウン郡山 吉田