更新日 2022/06/14
自己投資とあわせて、株式投資や投資信託といった金融資産への投資にも目を向けてみると良いと思います。なぜなら、自分の頑張りだけでなく、投資先企業の頑張りの恩恵も受けられるからです。スキルアップの努力をして収入を増やすのと並行して、投資先企業の経営努力により株式等の評価額が上がれば、資産の成長スピードはさらに加速します。
現在、国は「貯蓄から資産形成へ」をスローガンに掲げ、特に若年層の資産形成を応援する施策を打ち出しています。中でも、つみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)の仕組みは、少額からでも長期・積立・分散投資を行うことができ、さらに運用益が非課税になる税制メリットがあります。
分散投資とは、投資の対象を分散させることで、保有資産全体の価格変動を抑える投資方法です。仮に、全ての資金を一つの投資対象に集中させると、その対象の値動きにより、資産全てが値下がりしてしまうおそれがあります。それに対して、値動きが異なる複数の資産に分散投資することで、保有資産全体の価格変動が小さくなることが期待されます。つみたてNISAの対象となる投資信託の中には、株式だけでなく債券にも、また、国内資産だけでなく海外資産にも投資できるような商品もあります。
次に、税制メリットとは、投資信託から得た収益に、本来であればかかる約20%の税金がかからなくなることを指します。さらに、上述の単利運用と複利運用の比較から、運用期間が長いほど複利効果が大きくなることがおわかりいただけたと思います。できるだけ早いうちに始めることで、時間を味方につけて大きなリターンを目指しましょう。
イオン福島店 竹内