少子高齢化から考える、今後の保険とは?

更新日  2023/11/27

人生は100年時代と言われるようになり、平均寿命は年々長くなっています。

要因は主に、公衆衛生の改善、医療環境の充実化、日本本来の食文化、
健康意識の向上などがあり、世界の中でもトップレベルの長寿国となっています。
さらに、少子化の要因もあり、年々生産年齢の人口が減少しています。
生産人口の減少は、経済成長率など、経済の活力にマイナスの影響があります。
また、高齢化によって、社会保障制度を維持するために、労働力一人当たりの
負担がますます増加することが予想されます。

無題

この問題が、「保険」にどう影響するのでしょうか。
いくつかのポイントで解説します。

 

①人生が長くなると、保険料が変化する?
加入している保険の保険料は、3つの利率によって計算されています。

3つの予定率

ここでは「予定死亡率」が関係しますが、寿命や余命が長くなっているという事は、
言い換えると、各年齢での死亡率が下がっているといえます。
今後もこのような状況が続くならば、将来の保険料は必ず変化が起きるはずです。

 

②定期保険は、入り直した方が安い?

一定期間のみ保障される定期保険は、死亡率の低下に大きく影響します。

woman_question仮に10年の保障期間とした場合、その期間中の死亡率が下がれば保険料も安くなります。

昔加入した保険よりも、現行の保険で見直しをすると、現在の料率が適用されて
保険料が下がる可能性があります。

加入したままになっている方は、一度確認しましょう。

 

③定年は70歳?働いているうちは保障は手厚くしたい…

無題

生産人口は働いて収入を得て、住宅購入の資金や、お子様の教育費など
家計の主力を担います。そのため退職までは保険を手厚く備える場合が多いです。

ほんの数十年前までは退職は60歳。退職金制度も充実しており、
セカンドライフは退職金と年金で生活が出来ていた時代とは違います。
いまや退職年齢は65歳が当たり前となり、今後は70歳、75歳など
伸びていく可能性が十分考えられます。
その為、昔加入した保険が60歳で終わってしまっては、
万一の際に、家計が悪化する要因にもなりかねません。
だから、保険は定期的な見直しが必要なんですね…。

以上のように、これからの将来はこれまでの「常識」は通用しません。
少子化や人口減少が進めば進むほど、それに対応する経済社会のシステムを
構築しなくてはならず、保険も同様に対応していかなくてはなりません。

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まずはご自身の保険内容の確認からしましょう。
入りっぱなし、めんどくさいから後回しは、後悔の元です。
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会津若松店 阿部

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