更新日 2025/06/21
「火災保険と家財保険、何が違うの?」
保険相談の中でよく聞かれる質問です。
特に最近は、エアコンやエコキュートといった高額家電が住まいに備え付けられているケースが増えています。
これらの設備に万が一のことがあったとき、どの保険が補償してくれるのか、正しく理解しておくことはとても重要です。
まず基本から確認しましょう。
火災保険(建物):建物本体や、建物に「固定された」設備・備品を補償します。
家財保険(家財):建物内にある「動かせる」家具・家電・衣類・日用品などを補償します。
簡単に言うと、「動かせるかどうか」が、火災保険(建物)と家財保険の違いを分ける判断基準です。
一般的な家庭に設置されているエアコン(壁掛けタイプ)は、室内機・室外機ともに建物の構造に組み込まれているとみなされるため、火災保険(建物)で補償されるのが原則です。
例えば以下のようなケースが対象になります:
落雷でエアコンが故障した
台風で室外機が破損した
火災で室内機が損傷した
これらはいずれも「建物の一部」として火災保険でカバーされます。
一方、窓に設置するタイプの小型エアコン(移動可能)であれば、家財保険の対象となることもあります。
設置の仕方、機種によって変わってくるので、台風や落雷が増えるこの季節は事前に代理店に確認が必要です。
最近のオール電化住宅に多く見られる「エコキュート」も、配管・給湯設備などが建物と一体化して設置されていることから、火災保険(建物)の対象です。
こちらも以下のような損害が補償対象になる可能性があります:
落雷による制御装置の故障
冬季の凍結で配管が破裂
火災による設備の焼損
ただし、経年劣化や自然故障は対象外です。
あくまで「偶然な事故や災害」による損害が対象です。
家財保険で補償されるのは、次のような「動かせるモノ」です:
テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品
ベッドやソファ、机などの家具
衣類、食器、カバン、貴金属などの生活用品
これらは、仮に引っ越すとしたら一緒に持っていく物=「動産」として家財に分類されます。
たとえば落雷でテレビが壊れた、水漏れでソファが濡れて使えなくなった、などの場合は家財保険の対象です。
項目 | 火災保険(建物) | 家財保険(家財) |
---|---|---|
エアコン(壁掛け) | ○ 対象 | × 対象外 |
エコキュート | ○ 対象 | × 対象外 |
冷蔵庫 | × 対象外 | ○ 対象 |
テレビ | × 対象外 | ○ 対象 |
ベッド・机 | × 対象外 | ○ 対象 |
火災保険・家財保険ともに、補償内容は契約プランによって変わります。
水災や落雷が対象外になっていないか?
免責金額(自己負担額)はいくらか?
設備の修理・買替に保険が使えるか?
こうした点も、パンフレットや重要事項説明書、保険証券で必ず確認しましょう。
エアコンやエコキュートのような“固定設備”は火災保険の建物補償が対象。
テレビや冷蔵庫など“動かせる”家電・家具は家財保険の対象。
保険の適用範囲は契約内容によって異なるため、見直しや確認はプロに相談を。
家の中にある大切なモノが、どの保険でカバーされているのか?
不安な方はぜひみんなの保険屋さんにお任せ下さい。
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