意外と身近な「介護」のリスク?

更新日  2023/09/25

人生100年時代と言われている現代、長生きが嬉しい反面、長生きによる

問題が浮上する場合も少なくありません。

それが「介護」に対する問題です。

 

〇厚生労働省のデータによると、、、

健康上の問題がなく、日常生活に制限のない「健康寿命」は「平均寿命」より

10年ほど短いとされています。

その約10年が介護が必要となる可能性が高い期間となります。

介護 健康寿命

 

 

 

 

 

支援・介護が必要な状態は以下の通り、7段階で区別されています。

要支援介護段階

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

より重度の状態とされる要介護認定者は、公的介護保険制度開始から21年間で

約2.6倍と増加、現代では85歳以上の約2人に1人は要支援・介護認定を受けています。

 

以上のデータだけでもわかる通り、「介護」のリスクは誰にでも起こりうる

問題であり、健康な期間がいつまでも続くとは限りません。

だからこそいざという時のため支援・介護が必要になった場合の備えが必要です。

 

【公的介護保険制度】

もし支援や介護が必要となった場合、一番優秀な「公的介護保険制度」により

介護保険サービスを受けることができます。

 

〇公的介護保険制度とは、、、

介護が必要になった時に、介護サービスを受けられる社会保険制度です。

40歳以上の人がを被保険者とし、介護保険料を納めます。介護が必要であると

認定された時に、費用の一部(原則一割)を支払い、介護サービスを

受けることができます。

65歳以上を「第1号被保険者」、40~64歳を「第2号被保険者」と分け、

それぞれ介護サービスを受けられる条件、保険料、納付方法などが違います。

●65歳以上の「第1号被保険者」
介護状態になった原因を問わず、介護サービスを利用できます。
●40~64歳の「第2号被保険者」
老化に伴う特定疾病で介護状態になった場合、介護サービスを利用できます。
それ以外の原因で要介護状態になった場合、介護サービスを受けられません。
●40歳未満の人
公的介護保険制度の対象外です。

 

〇受けられるサービスは、、、

公的介護保険で受けられる介護サービスは、以下のようのものがあります。

●在宅サービス
・自宅で生活しながら受けるサービス
・施設などを利用して受けるサービス
・介護の環境を整えるためのサービス
●施設サービス
・施設に入所して受けるサービス

※在宅サービスと施設サービスを同時に受けることはできません。

 

在宅サービスは、公的介護保険では4人中3人程度が利用している中心的な

サービスです。「要支援1~2」と認定された人は介護予防サービスを、

「要介護1~5」と認定された方は在宅サービス・施設サービスを受けること

ができます。また、介護を必要としないと判定された方でも、介護や支援が

必要となるおそれがある場合、予防サービス(介護予防サービスと異なる)を

受けれる可能性があります。

 

介護サービスは殆どの方が1割負担で受けることができますが、無限にという

訳ではなく、度合いに応じた年間の上限額が決められています。

 

介護自己負担

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1割負担でかなり軽減されているとはいえ、大きな負担です。

因みに介護の期間は平均で約5年、10年以上の長期にわたるケースも

約18%と決して短くありません。

数10万円の負担が何年間も続いたら家計に大きく響くことになります。

自分の貯蓄、年金で賄い切れるのが一番望ましいですが、それが難しい場合は

身内や親族を頼るしかなくなり、金銭的にも精神的・肉体的にも大きな負担と

なってしまいます。

そうならない為にも元気なうちに少しずつ、介護の備えもしていきましょう。

 

会津若松店 星

 

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