円相場乱高下で観測広がる...。「為替介入」って何?

更新日  2024/05/06

円安から一転、急激な円高へ。ここ数日、外国為替市場の円相場が乱高下しています。

「為替介入か」との観測が広がっていますが、そもそも為替介入って?

 

Q:「為替(かわせ)介入(かいにゅう)があったのでは」ってニュースでよく聞くけど、どういうこと?

A:ある国の通貨を別の国の通貨に替える「外国為替市場」で最近、金利が高く、

運用すると利益が出やすい米国のドルを買う動きが盛んです。

反対に金利が低い日本の円は売られ、価値が下がる「円安」が急速に進んでいます。

 

Q:円安が進むとどうなるの?

A:輸入に多くのお金(円)が必要になり、物価も上がって生活の負担が増えます。

4月29日には一時、34年ぶりとなる1ドル=160円台まで円安が進行しました。

ところがその数時間後、一気に154円台まで円高が進んだのです。

1日で5円以上も値が動くのは異例。

市場では「行き過ぎた円安をただそうと政府が大規模な取引をしたのでは」とみられています。

この大規模な取引のことを「為替介入」といいます。

 

Q:具体的にはどうやるの?

A:財務相が日銀に指示します。円安を抑える場合、

「外貨準備」として国が蓄えているドル預金や米国の国債(国の借金)を売り、

数兆円単位で円を買う「ドル売り・円買い介入」をします。

逆に円高になりすぎた際は、国債の発行で調達した円を売ってドルを買います。

他国と足並みをそろえて行う「協調(きょうちょう)介入」もあります。

 

Q:円安は止まるのかな?

A:政府・日銀は2022年9~10月にも3回ドル売り・円買い介入をしましたが、効果は一時的で、

その後も円安は進みました。

為替介入には、投資家がもうけを狙って短期間で売買を繰り返す「投機」に対抗する意味合いもありますが、

外貨準備には限度があり、相手国の理解も必要なので、いつでも何度でもできるわけではありません。

米国の物価上昇が収まって金利が引き下げに向かうか、

日本の金利がさらに上向くまで、円安・ドル高の傾向は続きそうです。

 

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