更新日 2023/11/15
がんは日本人の男性、女性ともに、おおよそ2人に1人が生涯のうちにがんと診断されています。
深刻な病気であることに変わりないが、定期的な検査や治療技術の進歩で「治る病気」になりつつ
あります。
2022年発表の最新予測によると、同年のがん罹患数(上皮内がん除く)は約102万人で
あり、30年前の全国推計値の約2.3倍に増えるとされています。
国立がん研究センターなどの研究グループは、がんの予防に重要な要因として「禁煙」「節酒」
「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染(防止・適切な治療)」の6つを揚げています。
日ごろの生活習慣に関わるものの実践で、がんになるリスクを低くできることが分かっています。
それでも完全にがんを防ぐことはできません。
参照:国立がんセンターがん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防」
がん治療が長期化すれば費用が高額になることも珍しくはないです。
そのためにも症状のないうちから、がんの早期発見が必要です。
早期発見で助かる命があります。
がんは進行度(ステージ)が低いほど生存率が高く、とりわけ、がんが筋層にとどまり、
リンパ節に転移していないステージⅠの段階では、多くのがんで生存率が高く、9割を超えて
いるため、いかに早期に発見し治療するかが重要です。
早期発見には、がん検診が必要ですが、日本ではまだ多くのがん検診で受診率が過半数にも
届いていない状況です。子宮頸がんの例をみても、諸外国に比べて低水準にとどまっています。
そこで、国は、5つのがん検診について「死亡率の減少に効果あり」として受診を推奨しています。
お住いの市町村で無料、または一部の自己負担で受診できるほか、職場で受けられる場合もあり
ます。
もし、がんと診断されたら、いかにがんと闘えばいいのでしょうか?
がんの治療法には「手術」「薬物治療(抗がん剤・分子標的薬・免疫関連薬)」「放射線治療」
の3つで、一般には3大治療法と呼ばれています。
最近では、3大治療に「緩和ケア」を組み合わせた治療法が増えてきています。
さらに、新たな治療法や薬剤の開発が進んでいます。
〇一般診療・・・公的医療保険の対象となる診療や検査などを一般診療といいます。
医療費は1割~3割の自己負担となります。
〇自由診療・・・公的医療保険の対象外となっている診療や検査などを自由診療
(保険外診療)といいます。
医療費は全額自己負担となります。自由診療(保険外診療)を受けると、
本来、公的医療保険の対象となる医療費(診察費、検査費など)も全額
自己負担となります。
〇先進医療・・・一般診療・自由診療のどちらにも属さず、将来的に保険導入が期待された
技術で、厚生労働大臣が承認したものを先進医療といいます。
公的医療保険との併用が認められており、先進医療に係る技術料は
全額自己負担、それ以外は医療費は公的医療保険の対象となります。
がんの治療に関わらず、医療費だけでなく公的保険医療の対象とならない入院時の
差額ベット代・食事代・通院時の交通費・宿泊費などかかります。
また、抗がん剤の副作用で脱毛した場合に医療用ウィッグを購入したり、自己判断で
サプリメントや漢方薬を購入して服用する人もいます。
〇高額療養費制度・・・医療機関や薬局で支払った額が、ひと月(月の初めから終わりまで)で
上限を超えた場合に金額を支給する制度。
がん治療には、お金と時間がかかります。
がん治療の備えの一つががん保険です。
みんなの保険屋さんでは、がんに備える保険を始めとして300種類の保険商品を取扱いして
おります。
生命保険・損害保険はもちろん、資産形成・運用のアドバイスや、住宅ローン、家計全体の
収支見直しなどお金に関わるご相談を幅広く承っております。
経験豊富なファイナンシャルプランナーが1つ1つ丁寧に回答いたします。
下のバナーの「LINEで相談する」から友達登録していただき、チャットにご相談内容をご入力ください。
郡山本店 今泉