更新日 2023/11/18
年金制度は、若い世代が高齢者を支える形で維持されています。
高齢社会においては年金の給付額が増えていきますが、
それを負担する若い世代は少子化で減っています。
マクロ経済スライドとは平成16年の年金制度改正で導入されたもので
賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みです。
〔賃金・物価の上昇率が大きい場合〕
マクロ経済スライドによる調整が行われ、年金額の上昇については、調整率の分だけ抑制されます。
〔賃金・物価の上昇率が小さい場合〕
賃金・物価の上昇率が小さく、マクロ経済スライドによる調整を適用すると年金額が
マイナスになってしまう場合は、年金額の改定は行われません。
〔賃金・物価が下落した場合〕
賃金・物価が下落した場合、マクロ経済スライドによる調整は行われません。
年金額は賃金・物価の下落分のみ引き下げられます。
少子高齢化によって年金財政が将来的に厳しくなる昨今、わかりにくい年金制度の改定は今後も行われる可能性があります。
20代、30代などの若い世代は特に自分の将来の公的年金を補完するために毎月少額ずつ、
無理のない金額から長期的な資産運用をスタートしていくことをお勧めいたします。
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イオンタウン郡山店 生方