【福島 保険】最新ニュース「PER15倍以下なら割安、は妥当か」《イオン福島店》

更新日  2022/09/26

上場企業各社のPERを調べてみると、1桁台から100倍を超える会社まで、様々です。
PERが低いと、純利益に対して株価が安いのではないかというイメージを受けます。割安株ならこれから値上がりが期待できるかもしれません。しかし、いったいPERが何倍なら割安といえるのでしょうか。
例えば、東京証券取引所の一部上場企業のPERの平均が概ね15倍(*15.7倍)*1であることから、15倍以下なら割安のようなイメージがあるかも知れません。

一方で、同じ東京証券取引所のマザーズ市場では、PERの平均は242.5倍*1です。
マザーズにはいわゆるベンチャー企業が多く上場しており、利益の額は一般に大きくはないものの、将来への成長期待から何倍もの株価で取引され、PERが高くなる傾向があります。

業種によってもPERの平均値は異なります。
たとえば一部上場企業では、医薬品は31.1倍、精密機器は30.8倍と市場平均より高く、石油・石炭製品は6.1倍、鉄鋼は7.8倍と全体平均を下回っています。*1

つまり、市場全体の平均PERは個別銘柄の割安/割高を判断する指標としては妥当性を欠くと言って良いでしょう。
どの市場に上場しているか、どの業種か、など考慮し、同業にある同水準の他社と比べることで、初めて一定の指標として機能します

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イオン福島店 竹内

 

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