更新日 2022/09/19
「1株当たりの当期純利益」というのは、1年間の会社の売上から経費などを差し引き、最後に税金を引いた純利益を発行済株式数で割ったものです。純利益は実績値と会社の予想値がありますが、株式投資では会社のこれからの業績を想定して投資するので、予想値が重視されます。
たとえばA社の1株当たりの当期純利益が100円で、株価が1,500円であれば、
PER=1,500円÷100円=15倍
となります。
1か月後に株価が2,500円に上がると
PER=2,500円÷100円=25倍
となり、株価が上昇するとPERも高くなります。
会社の利益は変わらないのに株価が高くなるのは、その会社がもっと成長し利益を出せるという期待から株が買われているからだと考えられます。
株式投資の大きな判断基準の一つは、会社の成長力です。PERは純利益に対して株価が何倍まで買われているかを表すことで、投資家の期待度を数値化したものといえます。
このPERは会社の決算情報を調べれば自分でも計算できます。
決算情報を読むのは難しいという方も心配はいりません。
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イオン福島店 竹内