更新日 2022/07/08
福島県民の死亡原因の多くを占める脳梗塞や心筋梗塞。
最大のリスク要因のひとつに、体内の水分不足があげられます。
脳梗塞や心筋梗塞には、血液中に含まれる脂肪が多い“ドロドロ血”や、高血糖の“ベトベト血”などといった血液の異常が大きく関与します。
脱水状態ではこうした血をさらに濃縮させることとなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。
連日、危険な暑さが続いていますが、大量に汗をかくことで脱水症状になりやすくなります。
こまめな水分補給をしていただきたいのですが、飲み物の種類に注意が必要です。
家の中でくつろいでいる状態であれば1時間に100ml程度の水やお茶で問題ありません。塩分は食事に含まれる分で足りています。
外出した場合は、Naが含まれる飲み物(経口補水液など)が必要です。
塩分不足で脱水症状になりかけている状態で利尿作用のあるお茶やコーヒーを飲むとかえって悪化します。
また、アルコールは絶対に避けて下さい。アルコールを分解する際に体内の水分を大量に消費します。
暑い日に飲むビールはとても美味しく感じますが、大量に発汗した後はとても危険です。
お風呂上りに飲酒する習慣がある方は特に気を付けて下さい。
イオンタウン郡山店 吉田