更新日 2022/06/30
自転車事故による自分の治療費や事故相手への賠償に備える「自転車保険」ですが、近年加入を義務づける自治体が増えてきています。今回は「なぜ自転車保険が必要なの?」「義務化されている自治体は?」「罰則はあるの?」「自転車保険に加入するときのポイントは?」など、自転車に乗る人が知っておきたい自転車保険。
福島県内の自転車利用者の保険加入率は50%弱で全国平均を下回っています。
義務化が進む理由は、自転車事故の被害者と加害者双方の経済的な負担を軽減するためです。なぜなら、たとえ自転車であっても、物を壊したり人にケガをさせたりしたら道路交通法上での交通事故であり、高額な賠償責任が発生することもあるからです。
もしも自転車保険に未加入のまま事故を起こして人や物を傷つけてしまったら、すべて自分の資産から賠償金を支払う必要があります。未成年の子供が事故を起こした場合であっても、その保護者である親に支払う責任が発生します。数千万円もの高額な賠償額となるケースはもちろん、数十万円や数百万円の賠償額であっても、加害者にとって大きな経済的負担となります。
自分の住んでいる地域が義務化された場合でも、住民全員が自転車保険に加入する必要があるわけではありません。自転車保険の加入が義務となるのは「自転車の利用者」のみです。
ただし、義務化されている地域に通勤・通学する人や、観光をする人なども、自転車に乗る人は対象となることがあります。また、未成年者の自転車利用について、保護者が子供の自転車保険を準備する義務があると定めている地域も多いので注意が必要です。
みんなお保険屋さんでは自転車保険、個人賠償等様々な保険を取扱っています。
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郡山フェスタ店 小川