更新日 2021/12/09
日本の健康寿命についてお伝えしましたが、福島県民の健康寿命はどのくらいでしょうか。
健康寿命とは、WHO(世界保健機関)が「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義しています。「日常生活が制限されることなく」とは介護など他人に頼らずに自立して健康に生活できることです。
まず福島県の人口ですが、令和2年時点で約182万人です。
平成12年の約212万人をピークに減少傾向にありますが、高齢者比率は年々増加し、現在は32.1%、3人に1人が高齢者です。
ちなみに、福島県の平均寿命は全国平均より短めです。男性が80.12歳で全国41位、女性が86.40歳で全国43位と下位にあります。
そして、健康寿命は、男性が71.54歳で全国36位、女性が75.05歳で全国24位となっています。女性は全国平均に近いものの、男性は下位にあります。平均寿命から健康寿命を引くと、男性で約8年、女性で約11年にわたり、何らかの支援や介護を受けながら暮らすことになります。
介護が必要になる主な原因は、脳血管疾患(脳卒中)が最も多く、次いで認知症や加齢による衰弱です。
福島県は、脳血管疾患での死亡率が全国ワースト6位と全国的に高く、介護が必要になるリスクも高いといえます。
安心して老後を過ごすための備えは万全でしょうか、誰にでもリスクは考えられます。
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イオンタウン郡山店 井上