更新日 2021/10/28
食生活やライフスタイルによってかかりやすい病気が変わってきますが、地域によっても違ってきます。
福島県の健康のデータはどうでしょうか。
福島県民の主な死因をあげてみました。
1位 悪性新生物(がん)26.1%
2位 心疾患 16.5%
3位 脳血管疾患 9.7% となっており、上位3つで半数以上を占めています。
福島県民は他の都道府県と比べて生活習慣病で亡くなる方が多い傾向にあります。都道府県別で見ると、心筋梗塞が男女ともワースト1位、脳梗塞は男性が全国ワースト7位、女性が全国ワースト5位となっています。
その要因のひとつに、生活習慣病のリスクとなる「メタボリック症候群(メタボ)」の増加があると考えられています。福島県はもともと該当者が多い傾向にありましたが、震災以降増加が目立つようになり、2018年度は18.1%で、全国ワースト4位となっています。また、塩分摂取量は男女ともに全国ワースト2位です。
しかし、悪いデータばかりではありません。
福島県の野菜摂取量は全国第2位です。全国的にみても野菜はたくさん摂っているようです。調理の際には味付けを工夫して塩分の摂取を控えるように心がけましょう。
また、定期的に健康診断や検診を受けて、自分のからだの状態を把握をすることも大切です。病気になって治療するのではなく、あらかじめリスクを知って、病気にならないように生活習慣を改善していきましょう。
イオンタウン郡山店 井上