更新日 2021/10/22
毎年のように発生する自然災害や火事に備える火災保険。
各社から様々な商品が出ていて選ぶのも一苦労です。
選ぶポイントがあるので、ご紹介いたします。
(1)補償対象を決める
賃貸物件にお住まいの方は家財道具のみが対象となります。持ち家の方は「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の補償を選ぶ必要があります。
「建物のみ」で加入している方は少なくありません。一つ一つは安くとも、一度にすべての家財を買いそろえると数百万という大きな金額になります。
持ち家の方は「建物+家財」で加入する事をおすすめいたします。
すでに「建物のみ」に加入している方は、「家財のみ」の補償を追加することで不足がなくなります。
(2)構造級別を確認する
火災保険の保険料は建物の構造によって大きく3つに分かれています。耐火性能が高いほど保険料は安くなります。
「M構造」マンションなどのコンクリート造りの建物
「T構造」鉄骨造りの一戸建てや耐火建築物など
「H構造」一般的な木造一戸建てなど
お住いの建物がどの構造に分類されるかが分からないと保険料の算出はできません。
賃貸借契約の書類や、建物購入時の建築申請書などの公的な書類で確認する事ができます。
(3)補償範囲を決める
「基本補償」+「オプション補償」という構成になっています。
「基本補償」には火災・落雷・破裂/爆発が必ず入っています。
「オプション補償」には風災・雪災・雹災や水災、盗難などに備える事ができます。
もちろん全てのオプションを付けることであらゆるリスクに対応出来ますが、その分保険料は高くなります。
ハザードマップを参考にすると無駄のない設計ができます。
河川の近く、山の近くであれば洪水・土砂崩れに対応出来る水災補償が必要です。
駅の近くなど多くの人が行き交う場所であれば空き巣など盗難のリスクに備える必要があるでしょう。
このように、火災保険の選び方は住んでいる場所や建物によって異なります。
保険会社によって火災保険には特徴がありますので、ぜひ比較してご検討ください。
みんなの保険屋さんでは、火災保険も各種取り扱っております。
イオンタウン郡山店 吉田