更新日 2021/09/23
健康診断などでBMIという言葉を目にすることがあると思いますが、BMIは体の何を示す数値かご存じでしょうか。
BMIとは Body Mass Indexの略で、身長と体重から算出される指数で肥満や低体重(やせ)の判定に用いられます。子供には別の指数が存在しますが、成人ではBMIが国際的な指標として用いられています。
BMIは、体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で求められます。
例えば、身長が160㎝で体重が60㎏の場合
計算式は60÷[1.6×1.6]でBMIは23になります。
日本肥満学会が定める判定基準は以下の通りです。
18.5未満・・・低体重(やせ)
18.5~25未満・・・普通体重
25~30未満・・・肥満(1度)
30~35未満・・・肥満(2度)
35~40未満・・・肥満(3度)
40以上・・・肥満(4度)
日本肥満学会では、BMIが22を適正体重(標準体重)とし、統計的に最も病気になりにくい体重とされています。25以上を肥満、18.5未満を低体重としています。
肥満は、糖尿病や高血圧、脂質異常などの生活習慣病にかかるリスクが高くなり、やせは栄養不良、将来的な骨粗しょう症のリスクなどがあげられます。
健康を維持するためは日頃からBMIを把握することが重要です。自分の体を知る一つの数値として気にかけてみてはいかがでしょうか。
イオンタウン郡山店 井上