更新日 2021/09/16
タバコを吸わなくても周囲に喫煙者がいると、副流煙を吸ってしまうことになり、これを「受動喫煙」といいます。
タバコの煙には、喫煙者が直接吸い込む煙=「主流煙」と、火のついた先端部分から立ち上る煙=「副流煙」があります。
フィルターを通らない「副流煙」には喫煙者本人が吸う「主流煙」より高濃度の有害物質が含まれています。
煙から出る有害物質にはニコチン、タール、一酸化炭素の三大有害物質の他に70種類以上の発がん性物質が含まれています。
最近は、煙がほとんど出ない加熱式タバコなどの新型タバコが登場していますが、煙が出なければ受動喫煙のリスクが低くなるのでしょうか。
日本呼吸器協会は健康への影響について、新型タバコは健康に悪影響がもたされ、受動吸引による健康被害が生じる可能性があることを指摘しています。
新型タバコは煙がほとんど出ませんが、代わりに目に見えないエアロゾル(霧、ミスト)が出ています。分析の結果このエアロゾルにもニコチンなの有害物質が含まれていることがわかっています。
タバコによる健康被害には、肺がんに限らずほとんどの部位のがんの原因になると言われています。がんの他にも脳卒中や虚血性心疾患なごの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、更に糖尿病や妊娠周期の異常、歯周病など様々な病気の原因にもなります。
1人でもタバコを吸っている人がいたら、家族全員の健康が害されることになります。家族に気を使って換気扇の下で喫煙していても、子供の尿からは大量のニコチン代謝物が検出されたというデータもあります。
長年タバコを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。大切な家族や周囲の人を守る為に禁煙することが大切です。
タバコを吸わないことで保険料が割り引かれる保険も出ております。禁煙は、健康の為にも節約にもなります。
保険のご相談はぜひ「みんなの保険屋さん}まで。
イオンタウン郡山店 井上