更新日 2021/09/09
9月に入って暑さも落ち着き過ごしやすくなってきましたが、夏から秋に移り変わる季節は雨の日が多くなります。
雨の日のお出かけは、車の出番が多くなるのではないでしょうか。
雨の日は晴れた日に比べて、事故の発生件数が4倍になるというデータもあります。フロントガラスに当たる雨粒やワイパーの動きが視界不良をもたらし、スリップの危険性もあって事故の発生率も高くなります。
では、雨の日の運転はどんな注意が必要なのでしょうか。
雨の日の事故で特徴的なのは、ガードレールや側壁などの施設に対する接触事故です。
割合は晴天時の13.4%に対して、雨天時は34.1%。1時間あたりの施設接触事故発生件数は、晴天時の0.14件に対し雨天時は1.23件と、約9倍に達しています。
注意したいポイント
・雨しずくに注意
雨の日に車に乗り込んだ際、靴底にしずくが付いているとアクセルやブレーキペダルを踏んだとき、滑ってしまうことがあります。車内に雑巾を置いて運転前に靴底やペダルの表面をよく拭きましょう。
・視界不良に注意
ウィンドウに当たる雨粒も視界不良による事故の原因となります。特に油汚れは雨と混じると外部からの光を乱反射させます。ウィンドウの清掃とワイパーのゴム部分の取り換えはこまめ行いましょう。
・ブレーキに注意
早めのブレーキングはもちろんですが、ブレーキをかける場所にも注意が必要です。横断歩道やセンターラインなどのペイントの表面は雨が降ると滑り、片輪がペイント部分に乗るだけで左右のバランスが崩れてスピンしてしまうこともあります。
・急なハンドル操作に注意
雨の日のブレーキ操作やハンド操作の急操作は危険です。特に水たまりに入った状態で急な操作をすると、ハンドルをとられるので注意しましょう。
毎日の通勤や休みの日のお出かけなど出番が多い車ですが、雨の日はいつも以上に運転に気を付けたいですね。
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イオンタウン郡山店 井上