更新日 2021/08/13
最近の為替相場が1ドル=110円程度で推移していることは
日々のニュースを見ていればご存じかと思います。
この相場の動きの向きや水準によって、円高あるいは円安と表現します。
ただ、この1ドル=110円が130円になるとすると、円の値段は大きくなっているのに、「円安」
逆に、1ドル=110円が90円になった場合は、「円高」です。
円の価格と安い・高いが感覚的に逆で違和感があるため、ちょっと混乱してしまう人も多いと思います。
米ドルを例としわかりやすく1ドル=100円とした場合、
1ドル=130円になると、同じ1ドルを得る(交換する)ために、30円余計に払わなければならなくなります。
これは、ドルに対して円の価値が30円分下がった状態と言えます。
つまり、「(ドルに対して)円(が)安(くなり)・ドル(の価値が)高(くなった)」ということになります。
逆に、1ドル=100円が、1ドル=70円になる場合は、30円少ないお金でドルを得られる(交換できる)わけですから
「ドルに対して円の価値が上がった」ことになります。これは「円高・ドル安」に動いた状況です。
ポイントは、2つの通貨の交換レートなので、必ずどちらかが上がれば、シーソーのようにもう片方が下がること。
逆も同様で、どちらかが下がれば、もう片方が相対的に上がります。
このようなポイントを踏まえた上で極論を言ってしまうと
日本円とドル(外貨)の両方を持つことにより
資産を守るためのリスク分散・低減をすることが可能と言えます。
為替に関するお話や資産運用の詳しいご相談は
ぜひ「みんなの保険屋さん」までお越しください。
イオンタウン郡山店 窓岩