更新日 2023/09/03
ある日、自宅での出来事。
某有名インフルエンサー「生命保険は必要ない」
動画サイトで偶然こんな動画を目にしました。
「・・・・・。」
その時の僕の反応といえば、「そんなわけないだろ・・・」と冷めていましたが、よくよく考えてみると
「・・・あれ?」
新人の僕は、うまく言葉で説明することができたかったのです・・・
そこで、翌日。
僕の職場「みんなの保険屋さん」では、現役のファイナンシャルプランナー(以下FP)が在籍しています。
きっと、「店長なら的確な答えをくれるはず」そんなことを思いながら意気揚々と昨夜の質問をしてみたところ・・・
意外な答えが返ってきました。
「とても、保険の代理店で働いている人間の質問には聞こえないですね・・・」
「まぁ・・・そのインフルエンサーの考えは半分正解です。」
「・・・はい!?」
「うむ。少し解説しましょう。」
「まずインフルエンサーの考え方についてですが、
はっきり申し上げますと預金残高が2千万円以上なら可能と言われています。」
「 2千万!?」
「 1つ注意点ですが頑張って貯金して貯めた2千万円ではなく、
『 常に資金に余裕が有り2千万円以上の預金残高がある 』ということです。」
引用:厚生労働省
「 一例ですが、ガンになった際の入院時に掛かる費用です。実際はこれに、医療費や退院後の通院費などが上乗せされますので
軽く見積もって50~100万円は掛かります。先進医療(技術料自己負担),自由診療(投薬一回数百万等)などがご希望であれば、更に上乗せされます。
『 医療保険は必要ない 』とおっしゃるのなら、全て実費で払うことになりますね。以上のことからあまりおすすめはできません。
次は、データで年齢,世帯別の貯金額の平均を見てみましょう。」
独身
2人以上
世帯別
引用:厚生労働省
「 ・・・。(絶句)」
「つまり、半分正解というのは、そのインフルエンサーの様な『お金持ち』の人たちにとっては
『医療保険は必要ない』という考え方が正解になり得るかもしれないということです。
分かりやすくガンを例に説明しましたが、他の病気やケガでも少なからずお金は掛かります。
日本の医療制度は海外に比べ充実してはいますが、それでは足りないかもしれません。
今の生活水準を維持する為にも『もしもの時に備え、保険を掛けておく』ことが大切です。」
© タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰
みんなの保険屋さん会津若松店 服部