更新日 2023/02/07
インフレは、一般的には好景気の時に発生するといわれています。
需要や通貨供給量が増えることで、企業の収益が上がり、賃金が上昇して個人の収入も増えることが多いため、市場全体の収益も上がることで好循環が起こりやすくなります。
ただしインフレが経済に好影響を与えるのは、「賃金が増加して人々の購買力が増加する」場合に限られます。
たとえば企業の業績が改善しても、それが賃金に反映されない場合は物価ばかりが上昇してしまい、人々の生活はかえって苦しくなってしまいます。
これは賃金の上昇しないインフレであり、これを「スタグフレーション」が発生している状態といいます。
また、日本でインフレが起こると、円の価値が下がるので、円安になる可能性があります。
円安になると、輸出業が好調になったり外国からの観光客が増えたりという点はメリットですが、輸入品が高くなったり、海外旅行の費用が高くなったり、現地での買い物が高くついたりすることがデメリットの1つとして挙げられます。
インフレが急速に進んでしまった場合も、経済は深刻な混乱を引き起こします。3年で物価が2倍以上になると、「ハイパーインフレーション」という状態に該当します。
この「ハイパーインフレ」と呼ばれる状態は、第一次世界大戦後のドイツや、2008年のジンバブエでの大統領選挙をめぐる混乱と、過度に紙幣発行したことにより起こったものが有名です。
1923年のドイツではパンの価格が16億倍に高騰し、通貨を用いた通常の経済活動を維持することが不可能になりました。
このように、インフレが常に景気に良い影響を与えるとは限らず、デメリットもあることを覚えておかなくてはなりません。
併せて、日本円だけで資産を持つことのリスクも踏まえて資産を守る必要があります。
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