更新日 2023/01/06
外貨建て保険とは、米ドルなどの外貨で保険料を支払い、外貨で運用される保険商品のことです。保険金や解約返戻金も外貨ベースで計算されます。
保険料の支払いや保険金・解約返戻金の受け取りを日本円で行うことも可能です。その場合は、為替レートに応じて外貨を円に交換します。
保険料の支払いや運用、保険金の計算が外貨で行われるということ以外は、円建て保険と仕組みはおよそ同じです。
契約者の年齢や性別に応じて保険料や満期時の保険金を設定し、保険料を支払います。
この外貨建て保険にはメリットが4つあります。
①日本よりも利回り(運用利益率)が高い
依然として低金利時代が続く日本に比べて海外の利回りは高く、円建てよりも資産を増やせる可能性があります。
長期金利の指標である10年債金利を日本とアメリカで比較すると、日本が0.1~0.3%程度に対し、アメリカは2.5~4.0 %程度となっています。
米ドルで資産運用をしたほうが、円よりも高い運用成果が期待できます。
また、利回りの高い海外と日本で同額の死亡保障がある終身保険商品の場合、外貨建て保険のほうが保険料は安くなる傾向があります。
②保障と貯蓄の両立ができる
外貨建て保険には、終身保険や養老保険、個人年金保険といった種類があります。
これらは、いずれも死亡など万が一の際は保険金が支払われ、満期になれば保険金(終身保険は中途で解約すれば解約返戻金)が受け取れます。
つまり、保障に備えながら貯蓄もできる商品です。
貯蓄面で海外の利回りのよさを活用しつつ、万が一にも備えられる点は外貨建て保険の強みです。
③受取金額が多くなる可能性がある
外貨建て保険の契約時よりも、満期や解約時の為替が円安である場合、円換算で支払った額よりも受け取る保険金・解約返戻金が多くなる可能性があります。
④資産のリスク分散ができる
為替相場は日々変動しています。日本円だけで資産を持っていると、円安になった際にすべての資産の価値が低下してしまいます。
しかし、資産の一部を外貨で保有することで、資産全体の価値低下を小さくできます。
※デメリットも考慮する必要があります。
当社「みんなの保険屋さん」では、このような運用と保障に関わるご相談を幅広く承っております。
相談料は無料ですので、まずはお気軽にお立ち寄りください。
イオンタウン郡山店 窓岩