多くの百貨店で２日、正月恒例の初売りが行われました。

行動制限のない正月となったことで、店内はコロナ禍前のような活気を取り戻し、

福袋などを買い求める大勢の客でにぎわいました。

松屋銀座（東京都中央区）では午前１０時の開店を前に約２５００人が列を作りました。

「物価高で日用品や食品の福袋が例年以上の人気」（広報担当者）となり、１分で売り切れとなる商品もありました。

伊勢丹新宿店（東京都新宿区）の前にも前年比約１５％増の約７５００人が並び、高島屋日本橋店（東京都中央区）では

正午までの客数が前年比約７０％増となりました。

東武百貨店池袋本店（東京都豊島区）では想定を上回る行列ができたため、２０分前倒しで開店。

「昨年よりも家族連れの来店が目立った」（広報担当者）様子。

１日早く元日に初売りを行った西武池袋本店（東京都豊島区）では食品のほか、旅行用のスーツケースも人気で、

客数は前年比約２０％増、売り上げも約１０％増と好調な滑り出しとなりました。