【福島 保険】最新ニュース「有事の影響」《イオン福島店》
更新日 2022/12/24
東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険の国内損害保険大手３社は、
ロシア領海全域での船舶の航行について、戦争被害を補償する「船舶戦争保険」の引き受けを
来年１月１日から停止する方針を固めました。
再保険を手がける海外保険会社が、ロシア領海での航行に関するリスクの引き受けを拒んだ為、
サハリンなど極東地域も含まれ、石油・天然ガス事業「サハリン２」の液化天然ガス（ＬＮＧ）輸入などに
影響が及ぶ可能性があります。
船舶戦争保険は不測の事態に備えて平時から契約でき、船体や乗組員の被害を補償します。
危険性の高い地域を「除外水域」に指定し、危険度に応じて保険料を上乗せする仕組みです。
輸送船や貿易船の多くが加入しており、今後はロシア領海での航行を取りやめるケースが増えることも想定されます。
無保険の状況が続かないよう各社は再保険会社と交渉し、保険引き受けの再開を探る考えです。
有事により多方面に影響を及ぼしており、保険業界についても例外ではありません。
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