更新日 2022/11/10
現在、普通預金の金利は0.001%です。
これは100万円を1年間預けた場合、利息は10円となる計算で、ほとんど金額が増加することはありません。
預金金利の推移をみると、平成9年度の金利は0.1%と現在より100倍も高い金利となっていました。
消費税や物価も現在ほど高くはなかったので、預貯金で自分の資産を守る事が主流であったと考えます。
こうした背景から、普通預金でお金を守っていれば将来は安全だろうと考えがちですが、
現在はマイナス金利政策が導入され、消費税増加、新型コロナウイルス、インフレ(物価上昇)、ウクライナ侵略、
記録的な円安などが要因となり、今までの考え方を改める必要があります。
例えば、今から30年前の100万円で買えるものと、現在100万円で買えるものは同じではないという事です。
30年前は消費税が3%で100円の商品を買うのに103円で購入できていましたが、
現在は10%なので110円のお金がかかります。
商品は全く同じものなのに、支払う金額が多くなっているということです。
さらにここに物価上昇が加わると、150円、180円… 支払う金額がどんどん大きくなります。
このことから、普通預金で100万円を置いておいた場合、額面上の金額は変わらないですが、
実際のお金の価値は減少している(インフレに対応できていない)事態となります。
では実際に全く普通預金をしなくて良いかというと、それは違います。
流動性のある資金を確保しつつ、固定費を見直し、余剰資金で資産運用を行う事が理想的です。
こうしたお金に関するご相談、固定費見直し、保険見直し、保険新規加入などなど
当店「みんなの保険屋さん」に是非ご相談ください。
ドン・キホーテ会津若松店(旧アピタ会津若松店) 阿部