更新日 2022/11/05
投資信託の中には、まとまった資金で購入するスポット投資信託の他に「つみたてNISA」で利用できる積立投資信託の2種類があります。
この積立投資信託は、投資信託を毎月同じ日に一定額を購入するサービスのことで、指定した銀行口座から指定した金額が引き落とされ投資信託を購入します。
一度決めた投資信託を買い続けるため、相場を気にし過ぎず、積立定期預金のように資産形成を自動化・習慣化できるメリットがあるといえます。
強制的に引き落としがかかるようにしたい方におすすめです。
さらに、毎月一定額を投資することで価格(投資信託では基準価額)が安いときには多くの口数を買うことになり、一括で購入するよりも購入口数を多くできる可能性があります。これをドルコスト平均法といいます。
反対に価格が高いときには購入する口数が減ってしまいますが、長期間で見た場合、上下の変動を繰り返す中で一定金額を購入するほど元本割れするリスクを軽減しやすくなります。
積立投資信託のデメリットとしては、短期間で大きな利益は得られず、むしろ元本割れしてしまう可能性が高い点です。
例えば、ある投資信託Aが3年後に30%上昇したとすると100万円を一括投資していれば130万円となり30万円の運用益が得られます。一方、毎月1万円の投資では3年後の積立総額がようやく36万円で、30万円の運用益には遠く及びません。また、投資信託の長期的な成長を前提に投資をするなら積立よりも一括投資の方が利益は大きくなる可能性があります。
最近では物価上昇やインフレが非常に進んでおり家計を圧迫する要因になっているためマイナス要因ばかりが目立ちますが、積立や資産運用に関してはインフレを利用することで価格の上昇の恩恵を受けることができます。
当社では、まとまった資金での運用も含めたご相談を承っております。
詳しい資産運用・保険のご相談は「みんなの保険屋さん」まで、ぜひお越しください。
イオンタウン郡山店 窓岩