更新日 2022/10/12
国内における認知症患者数は、年々増加しており、今後5年ごとに100万人ずつ増えると予測されています。
2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
「認知症」は老化による物忘れとは異なり、何らかの病気によって脳の神経細胞が傷つき破壊されて起こる症状や状態をいいます。
認知症の場合、忘れた自覚がなく、ヒントがあっても思い出すことができません。認知症が進行すると、徐々に理解力や判断力がなくなり日常生活に支障をきたします。
認知症のうち、全体の約70%はアルツハイマー型認知症です。その他、脳血管型認知症は約20%、レビー小体型認知症は約4%です。
これらは「三大認知症」といわれ、全体の約94%を占めています。
また、認知症と一見関連がなさそうに思える「歯周病」ですが、50歳代以上の約80%がかかっている疾患です。
認知症の約7割を占めるアルツハイマー型認知症は「アミロイドベータ」などの異常なタンパク質が、長年少しずつ脳に蓄積することで発症するといわれています。
近年の研究により、歯周病菌が原因となり、アミロイドベータが脳へ蓄積する速度を速めてしまうことがわかりました。
成人で歯を失う原因のうち、最も多いのが歯周病ですが、歯が抜けている本数が多いほど認知症を発症しやすいこともわかっています。
歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性があります。
歯周病菌はアルツハイマー型認知症だけでなく、糖尿病や誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあることもわかっています。
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