更新日 2022/10/10
投資信託のつみたて投資では、コストにこだわることが大切です。株価をコントロールすることはできませんが、コストは商品選びを工夫すればコントロールできるからです。つみたて投資で購入する投資信託を選ぶときは、以下のコストに注目した方が良いです。
投資信託は、銘柄によっては購入時手数料がかかります。購入時手数料がかかる銘柄は、積み立てるたびに手数料を払うことになりますが、ノーロード(購入時手数料0円)の投資信託を選べば手数料を払わずに済みます。信託財産留保額とは、保有中の投資信託を解約するときにかかる手数料です。信託財産留保額が無料の銘柄を選ぶことで、解約時のコストを節約できます。信託報酬とは、投資信託の運用にかかるコストで、投資信託の保有中は継続して運用資産から差し引かれます。市場平均以上のリターンを目指すアクティブファンドの場合、銘柄によっては信託報酬が年率1%~3%程度かかることもあります。それに対して、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、特定の指数に連動する投資成果を目指して運用されるインデックスファンドなら、銘柄によっては年率0.1%台に抑えることが可能です。金融庁が創設したつみたてNISAでは、対象商品を「販売手数料0円(ノーロード)」「信託報酬が低い」などの条件を満たす商品に限定していることからも、低コストの商品を選ぶことが重要であることがわかります。*1
特に信託報酬は、投資信託の保有中は継続して運用資産から差し引かれるので、保有期間が長くなるほど総支払金額が増え、運用成績に影響を与えます。利益が出ると思われる投資信託を探すことも大切ですが、コストにこだわることも利益の獲得につながります。
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イオン福島店 竹内