更新日 2021/08/29
毎日一生懸命はたらく従業員ほどかかりやすいメンタル不調の1つが「燃え尽き症候群(バーンアウト)」です。
これまで仕事は個人の能力の割き方によって、
身体能力を使う「肉体労働」
専門的な知識や情報処理能力を使う「頭脳労働」
というカタチに区分されてきましたが、
最近では「感情労働」という労働形態も加わり注目が集まっています。
「感情労働」は、サービスや商品を提供する際に
笑顔だったり明るい声だったり、決まった感情表現を作り出すことが業務の一部として
当然のように課せられている仕事の事です。
この職業以外にも、感情が不安定ですぐ怒り出す上司や同僚と働かなければならないなど
心をすり減らすような対人関係に直面する仕事も当てはまります。
ピンと張っていた糸が、急にプツンと切れてしまうような状態で、
この状態に陥ると、お客様に対して思いやりのない対応をするようになったり
仕事での達成感を感じられなくなったりします。
対処法は、
イライラしている。辛い。悲しい。など、日ごろ抑え込んでいる感情は、
我慢することなくちゃんと自分の中で認識してみる事です。
そして、その感情を受け止めた際に決して自己否定はしないように。
「今すごくイライラしてるけど、この場でぶちまけたら仕事が出来なくなりそうだから、
とりあえず今は笑顔つくっとこうかな・・・」
というように、感情を自分で認められるようなかたちで柔軟に変換してあげると
予防につながるようです。
日頃頑張っていると、自分の気持ちと向き合うことを忘れがちですが、
現状を把握することで、燃え尽き症候群のような症状になる事を回避できそうですね。
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