更新日 2021/08/22
女性のカラダは、年代によって大きく変化し、向き合うべき健康問題も
大きく変わってきます。
妊娠・出産・育児・介護など、その時の環境の変化にバタバタと一生懸命で、
つい自身の健康管理やカラダの変化については疎かになりがちです。
20代~30代は、子宮頸がんが増えてきています。
子宮の入り口付近にできるがんで、ほとんど症状がないまま進行します。
早期で治療すると妊娠や出産の可能性は残せますが、
発見が遅れると子宮摘出を余儀なくされる場合もあります。
20歳を過ぎたら、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
30代~40代は、乳がん罹患率がとくに高くなります。
乳がんは女性が最もかかりやすいがんです。
発症は30代前後から増え始め、40代後半がピークと言われています。
また、女性ホルモンが乳がんの発生や増殖に関連していると言われており
さらに食生活の欧米化や晩婚化の影響によって増加していると
考えられています。
現在、治療法は多様化していて、早期発見・治療ができれば
自身に合った治療が選択できる場合もあります。
40歳を過ぎたら、2年に1度定期的に乳がん検診を受けましょう。
50代からは、生活習慣病・骨粗しょう症に注意しましょう。
女性ホルモンは、悪玉コレステロールが増えるのを抑制し、
善玉コレステロールの合成を促進する働きがあり、
その働きにより血管を健康に保っています。
しかし年齢を重ねるごとに女性ホルモンは減少していくため、
悪玉コレステロールが増加してしまいます。
動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気のリスクが高くなりますので、
コレステロール値に問題がない方であっても油断はできません。
食生活や運動習慣など見直していく必要があります。
骨についても、肌と同じように新陳代謝をしています。
女性ホルモンは、骨を壊す力と骨をつくる力のバランスを保つ役割をしています。
女性ホルモンが低下すると、骨をつくるスピードが追いつかず
骨の中がスカスカになってしまいます。
ちょっとしたことで骨折しやすくなり、場合によっては
寝たきりや介護が必要になってしまいます。
意識的にカルシウムとビタミンDを摂取し、
適度な運動をすることが重要です。
健康で明るく充実した毎日を過ごすためにも、
それぞれの年代で自身のカラダを見つめ直すことが大切です。
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