更新日 2021/08/08
保険に加入するときには、
自身の健康状態や過去の傷病歴・既往症の有無、
最近の健康診断の結果等を保険会社に知らせる必要があります。
これを「告知」と言います。
告知には種類があり、
告知書の記入のみで済むものもあれば、
健康診断書の提出や医師の診査など各種方法があります。
保険の種類や死亡保障の金額により保険会社があらかじめ定めています。
これらの告知の結果をふまえて、保険会社は加入の可否を判断しています。
どんなに加入したくても、告知をクリアしなければ保険に加入することはできません。
なぜ告知が必要なのかというと、
「公平性の原則」といって、保険加入者全員に対しての公平性を維持するための原則があります。
加入者の間で不公平が発生しないようにすることが保険の決まりとなっているからです。
仮にもし、告知なしで誰でも加入できるとなれば、
同じ年齢・性別であっても、すでに病気のある人や過去の病歴が多い人が
多くの保険金や給付金を受け取ることになるため、
健康な人からみれば、同じ保険料では不公平という事になりますよね?
したがって、当然のことではありますが
告知は、現在のありのままの状態を告げなければいけません。
もしも、ウソをついたり、事実を正確に告げなかったりした場合は、
「告知義務違反」という違反行為に該当してしまいます。
告知義務違反が発覚した場合、
保険会社はその保険契約を解除することができます。
自身の契約が解除されてしまえば、保険金・給付金は支払われません。
「告知義務違反をしても契約から2年経っていれば契約は解除できない」
と、聞いた事がある方も中にはいらっしゃるかと思いますが、
悪質と判断される場合には2年を超えていても保険会社は解除できるようになっています。
保険の申込には告知がつきものです。
あらかじめ、2年以内に受けた健康診断書や人間ドッグの結果を用意しておきましょう。
すでに医師の診察を受けて病名が分かっている場合や、処方されている薬がある場合には、
病院の領収書やお薬手帳など詳細がわかるものを用意しておくと記入しやすいです。
事前にある程度の準備をすることで、告知漏れは防ぎやすくなります。
保険金・給付金を確実に受け取れるようにするためにも大事なことです。
安心して保険を活用するためにも、保険の契約時には、
既往症・入院歴・通院歴・健康診断結果等をあらかじめ整理しておき、
正しい告知に努めましょう。
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