更新日 2021/08/01
誰でも年齢と共に、もの覚えが悪くなったり
人の名前が思い出せなくなったりします。
そうした物忘れは、脳の老化によるものです。
しかし認知症は、「老化による物忘れ」とは違います。
認知症は、なにかの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる
症状や状態を言います。
進行すると、だんだんと理解する力・判断する力がなくなって
社会生活や日常生活に支障が出てくるようになります。
認知症のうち、およそ半数は「アルツハイマー型認知症」です。
次に多いのが「レビー小体型認知症」、そして「血管型認知症」と続きます。
これらは、「三大認知症」と言われており
全体の約85%を占めています。
日本では、65歳以上の認知症の数は約600万人と推定され、
2025年には約700万人が認知症になると予測されています。
(高齢者の約5人に1人)
また、若くても認知症を発症することがあります。
65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」といい、
若年性認知症者数は、3.57万人と推計されています。
認知症に早期に気づき対応することは、
適切な医療や介護サービス・福祉サービスへのつなぎとなります。
また、本人やご家族の不安、混乱や戸惑いの期間を短くすることにも
大いに有効です。
認知症の効果的な予防法については、現在も様々な研究が進められていますが、
これまでの多くの研究では、運動週間や定期的な身体活動が
アルツハイマー型認知症を含む認知症の発症率を低下させることが
報告されています。
すでに発症したアルツハイマー型認知症患者の認知機能を改善する効果も
少数ですが報告されているようです。
その他に、睡眠時無呼吸症候群といった睡眠障害が
認知機能低下の発症リスクを高めるという報告も。
したがって、適度な運動、バランスの良い食事、良好な睡眠、
余暇活動を楽しむことを生活習慣に取り入れて
高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病を治療することも重要です。
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