更新日 2020/12/06
尿酸値が高い = 痛風になる
というイメージが強くあるこの「尿酸値」とはいったい何なのか。
私たちのカラダは、古くなった細胞を分解し毎日新しい細胞に入れ替わっています。
古い細胞が壊されるときに出てくるのが「プリン体」です。
このプリン体は肝臓で分解され、処理されたあとにできる老廃物の事を「尿酸」と言います。
最後は、腎臓から尿に混じって排出されますが、何らかの原因によってこの尿酸が
過剰に生産されたり、カラダの外に排出する力が弱くなったりすると、
血液中の尿酸の濃度が高くなってしまい、高尿酸血症と呼ばれる疾患を引き起こします。
この疾患は、「痛風」に代表される色々な病気を二次的に引き起こしてしまいます。
(痛風のほかに、腎機能障害や尿管結石など)
ちなみにこの疾患は、圧倒的に男性に多い病気です。
これは、女性ホルモンには尿酸を排出する作用があるからだとか・・・。
高尿酸血症で引き起こされる代表的な疾患の「痛風」は、
その名の通り、風が吹いただけでも痛いと言われます。
痛風の痛みが起きると同時に、患部には腫れや赤みが起こり熱を持ちます。
大人でも耐えられない、立っていられないほどの激しい痛みを特徴とし、
痛みは強烈ですが1週間~2週間ほどでおさまります。
これを治ったと思って放置すると再発し、期間は人それぞれですが痛風発作が
繰り返されてしまいます。
慢性化してしまうと、関節が変形してしまったり、曲げにくくなってしまったり、
腎臓にも障害がおきるケースもあります。
予防策は、食生活や飲酒習慣の改善です。
お肉、魚介類の多量摂取は尿酸値を高めてしまいます。
お酒は、糖分を含む甘いものは特に尿酸値上昇へ大きな影響を及ぼします。
ビールには、尿酸値アップの悪役的なイメージがありますが、
ビールに含まれるプリン体によって作られる尿酸は全体の約20%程度。
実はそこまでの悪役ではなかったビールですが、喉越しが爽やかなので大量に摂取してしまう事が
多いので控えめにしましょう。
保険でも、尿酸の数値によって加入が出来ない保険会社も存在します。
痛風は、代表的な現代病です。
健康診断で尿酸値が高いと診断された場合は、そのままにせずに
医師に相談し毎日の生活習慣を見直しましょう。
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